Jan 10, 2011
盆栽は海外でも人気が高い
盆栽は、海外の人にとても人気があります。海外の都市の裏路地のような思いがけないところに盆栽を見ることもある。知っているフランス人、フランスに帰郷すると、日本のお土産に何を取るか尋ねたことができます。その答えは盆栽だった。盆栽を聞いてちょっと驚いてしまった。植物なので、検疫を通過するかと考えると、それはにせの盆栽だった。竹盆栽といっても、竹、ものを盆栽しているのではありません。竹にも盆栽の方向があるんですよ。これは、ストライプに師事します。これは名前の通り、佐々に縞模様が入っていて、盆栽と、これが可愛いんですよ。また、竹は繁殖力が強いため、昔から子孫繁栄の縁起の良い植物とされてきたよ。一年中見て愉しめますよ。
【第3回アクアメタル研究会 研究者シンポジウム(2−2)】
■進む産業界とのコラボレーション ファイテン
ナノ(1ナノは10億分の1)メートルレベルで金属を水に分散させるアクアメタル技術。さまざまな素材加工に応用できる先進のテクノロジーは、アパレルはもちろん医療や農業分野などでも新しい市場を創出しようとしている。無限の可能性を秘めたアクアメタルの産業界でのアプリケーションをリポートする。
≪コナカ≫
■スーツの裏地にアクアチタン、心身がリラックスし効率アップ
できる男はスーツが違う! アクアチタン技術を取り入れたデザイナーズブランドスーツが今年4月から、紳士服ショップのコナカとフタタの全店舗で販売されている。
ファイテンとコナカ(横浜市戸塚区)のコラボ商品で、アクアチタンはスーツ裏地に含浸した。着用すると、心身がリラックス状態に導かれ、仕事の効率や集中力が高まるという。
伊ブランド「ドナートヴィンチ」(価格6万1950円)と英ブランド「ジョンピアース セレクトライン」(5万1450円)の2種類があり、発売以来、ビジネスマンの評判は上々。
このため両社は今年7月、アクアチタンを繊維に加工したコラボ第2弾の「クールビズ対応半袖ワイシャツ」を商品化した。アクアメタルテクノロジーは今、ビジネスの最前線で着実に普及してきたといえそうだ。
≪ワールド≫
■健康・スポーツ分野でも普及、ゴルフウエアブランドで展開
健康・スポーツ分野で“定番”のテクノロジーとなりつつあるアクアメタル。4月に発売されたワールド(神戸市中央区)のゴルフウエアブランド「アダバット(adabat)」もファイテンとのコラボ商品。ワールドの全国直営店や一部専門店、EC(電子商取引)サイトで販売されている。
ウエアはポロシャツ5アイテム(メンズ4、レディース1)、Tシャツ2アイテム(メンズ、レディース各1)、バイザーなどの雑貨3アイテム。アクアチタンネックレス「RAKUWAネック」の布素材に使用している「ファイテンテープ」を首回りに装着した。
1987年デビューのアダバットは、ファッション性と機能性を兼ね備えたブランド。ポロシャツはタウンカジュアルとしての人気も高い。そこにアクアチタンの特性を加え、消費者の健康志向に応えるのがコラボの狙いだ。
両社はアダバットに加えて、ブランド編集型スポーツライフスタイルストア「クラップコート」と、スポーツ・カジュアルブランド「エーディライフ」でもポロシャツ2アイテムでコラボを実現。マーケット開拓を着々と進めている。
≪日進医療器≫
■車いす背もたれシート材に内蔵、福祉機器の展示会で取り組み発表
医療福祉分野におけるコラボレーションで注目を集めているのが、日進医療器(愛知県北名古屋市)との取り組みだ。
車いすの背もたれクッションにアクアチタンを練りこんだシート材を内蔵した。背中と腰に対する負担をリラックス効果で和らげることができるという。この技術は、日進医療器が開発するほとんどの車いすに対応できる。
この取り組みは、日進医療器が今月初め、東京ビッグサイトで開催された第38回「国際福祉機器展」にて発表され、今後、本格的な販売が始まる見込みだ。
◇
□ファイテン・平田好宏社長
■無限の可能性 農業にも応用へ
ファイテンの平田好宏社長に、アクアメタルの魅力や産業界での用途開発についてインタビューした。
−−水溶性のアクアチタンを開発したきっかけは
「チタンは多様な特性を持つが、そのまま繊維などに含ませると風合いが損なわれ、加工も難しい。水に溶かすと繊維1本ずつに含浸できるほか、テープや樹脂への練りこみも容易。素材の風合いや強度も保てる。チタンは水溶化できないといわれてきたが、試行錯誤を繰り返して溶かすことに成功した」
−−どのように金属を水に溶かすのか
「不純物を取り除いた水に数十ナノ(1ナノは10億分の1)メートルサイズに粉砕した金属を分散させる。粉砕の方法や分散の安定化がノウハウ。水の分子が錯イオンの金属と反応して水溶化を保っている。微細で錯イオン状態の金属は、通常と異なる物性やエネルギーを持つと考えられている。加工方法によって同じ元素でも異なる特性を引き出すことができる」
−−アスリート向けネックレスから市場開拓が始まった
「繊維への含浸が容易という強みを生かし、当初はスポーツ雑貨や衣料に的を絞った。2002年のサッカーW杯で、ある日本人選手がアクアチタン含有のネックレスを装着したことを契機に、米メジャーリーグや日本の野球界にも愛好家が広まった。各分野のトップアスリートに愛用していただき、需要に火がついた。ただ、現在ネックレスの売り上げは全体の20%程度。化粧品や建材、健康ビジネスなど産業全般へ応用が拡大している」
−−期待をかけるアプリケーションは
「一つは農業分野。微量のアクアゴールド(金)を養鶏の餌に混ぜると、卵の味や質が格段よくなることが分かった。京都府が特産品として商品化する動きがある。米国では、生鮮野菜の搬送ケースにアクアチタンを混合することで、鮮度を長く維持する実験結果を得た。長期保存は長距離輸送を可能にし、農作物のグローバル供給につながる。世界的な農業の活性化にも貢献できる」
「チタンは電子の流れや抵抗にも影響を与えることから、電子デバイスやバッテリーでの活用も考えられる。このほか骨の再生といった医療分野でも今後、商品化が進む見込みだ」
−−アクアメタルは無限の可能性を秘めている
「これまでの『どう効くのか』から『どう応用するか』に流れが変わり、われわれの想像を超えた分野で研究が始まっている。当社はアクアメタルを使った完成品や最終商品を手がけるのではなく、素材(アクアメタル)供給をメーンに位置づけている。コラボレーションの相手先企業は多数だが、基本的には1業種1社で商品開発を進めていきたい」
◇
【会社概要】ファイテン
1983年10月設立。資本金は3000万円。独自のアクアメタル技術を活用した医薬部外品、医療機器、化粧品、ヘルスケア商品、スポーツ関連商品、健康食品、健康グッズなどを手がけており、年商は約160億円。本社は京都市中京区。
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